↑↑↑前回の話
【旅程】************
11月1日(日)
昼 京都→大阪梅田→なんば→泉大津
夜 阪九フェリーで北九州へ (船中泊)
11月2日(月)
朝 門司港観光
昼~夜 博多観光&飲み食い (ホテル泊)
11月3日(火)
朝~昼 博多→鳥栖 サガン鳥栖VS名古屋グランパス 試合観戦
夜 博多散策→福岡空港→名古屋(小牧)→帰宅
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今回は、大阪から北九州へ向かうルートの話です。
目次
- 1.大阪梅田駅から泉大津港へ
- 2.「ひびき」に乗船
- 3.泉大津を出港(出航)
- 4.客室(スタンダード洋室)の様子
- 5.船内の共有スペース
- 6.夕食(レストラン)
- 7.明石海峡大橋
- 8.お風呂
- 9.瀬戸大橋
- 10.新門司港に到着
- 11.新門司港から小倉駅へ
- おまけ➀:阪神⇔北九州航路のフェリー
- おまけ②:フェリーにGo Toを使えたか
1.大阪梅田駅から泉大津港へ
11月1日(日) 13時40分
前泊した京都から阪急電車に乗り、大阪梅田駅へ着きました。
梅田ではちょっと寄り道をしました。
泉大津駅からフェリーターミナル行き無料送迎バスに乗りますが、出発時刻まで1時間弱ありました。駅前ロータリーに100円ショップSeriaがありましたので、パッキング用圧縮袋などの足りない物を買いました。あとは駅ナカのカフェで時間をつぶしました。
なお、バスのりばはSeriaのある側とは駅を挟んで反対側にあります。
2.「ひびき」に乗船
泉大津駅からバスで15分程、16時45分にフェリーターミナルへ着きました。駅からかなりの距離がありましたので、バスかタクシーでないと結構きついと思います。
ターミナル内に入って検温と乗船受付を済ませました。出航30~45分前でしたので、受付は少々混雑していました。やはりトラックの運ちゃんが多いのですが、連休とあってシニア旅行や学生旅行のグループ、家族連れも見かけました。
— おみは (@omh_gra) 2020年11月1日
かくして12時間30分の船旅が始まりました。
3.泉大津を出港(出航)
17時30分、定刻通り出航しました。
風が強まり、寒くなってきたので船内に戻りました。
4.客室(スタンダード洋室)の様子
今回はリーズナブルさを求めて、スタンダード洋室にしました。
ネット予約割引とGo Toコミコミで3,900円、地域共通クーポン1,000円を差し引いて実質2,900円でした。
密回避のためか、上段に他のお客さんがいませんでした。スタンダード洋室は2段ベッド1つで1ブロックになっているので、実質個室みたいに快適に使えました。
ベッドの外には上着用ハンガーが2本(上段と下段で1本ずつ)ありました。
ボックスの鍵はお風呂のロッカーみたいな手首バンドでした。航行中は食事や入浴などで何回も部屋を出ますし、何より一人旅でしたので、とても助かりました。
また、ボックスの上は収納スペースになっており、服や化粧品等をしっかり置くことができました。
ただし、下段ベッドの難点として、貴重品BOX左上にある換気口のツマミを「開」にしておかないと息苦しくてつらかったです。これだけベッドが空いているなら、受付に言って上段にしてもらえば良かった…。
なお、スタンダード洋室はリーズナブルなこともあってか、浴衣やタオル等のアメニティの支給がありません。そのため、お風呂用のタオルは持参するか船内の売店で購入する必要があります(200~300円程度)。他の「デラックス」や「ロイヤル」「シングル」等の部屋であればアメニティの支給があります。
5.船内の共有スペース
売店には、お酒ならビール、チューハイ、日本酒がひと通りあり、お菓子やタオル、化粧品、阪九フェリーグッズなんかも置いてありました。
船内には自販機もあり、飲み物は地上とほぼ変わらない値段(10円増し)で売られていました。インスタントヌードルの自販機もありました。
ゲームコーナーもありましたが、この日は学生グループとか運ちゃんが陣取っていて近寄れなかったので写真がありません(すみません)。
6.夕食(レストラン)
ここは学食や社食のようなカフェテリア形式です。
事前に目星を付けていたお刺身や鳥たたきを食べたかったのですが、あいにく売り切れでした…残念。その腹いせに奮発して肉をオーダーしちゃいました。
なお、船内のレストランと売店で地域共通クーポンを使えるので、乗船時に貰った1,000円券はここで使いました。
2~3分待ち…
きたあああああああ!
いかにもにくにくした肉。別添のステーキソースも定番の間違いない感じの味。
さらに、このレストラン、ご飯がおかわり自由です!最高!!!
若干濃いめの味付けと塩辛でご飯が進み、つい3杯おかわりしてしまいました。
全てはコックさんのせいです。仕方ありませんね。
大変美味でした。ごちそうさまでした。
7.明石海峡大橋
18時30分、夕食を平らげたところで、ちょうど船が明石海峡大橋をくぐる時刻となりました。
いざ展望デッキへ。
やはり大きくて迫力がありました。素晴らしかったです。
以前、大分から神戸の船に乗った際、朝に通過したことはありましたが、夜景は初めてでした。
写真ですが、船が動いているのでどうしてもぶれてしまいました…。笑
8.お風呂
夕食、明石海峡大橋と2つイベントを終えたところでお風呂にしました。
なお、大浴場および露天風呂は撮影禁止ですので、写真はありません。
画像元:https://www.han9f.co.jp/izumiotsu/ships/bath/
内風呂にはジャグジーがあり、外の露天風呂からは本州側(兵庫県)の夜景がよく見えました。外の風はフェンスのおかげでそれほど寒くなく、お湯の温度もぬるくなく高めで、とても快適でした。
なお、お風呂にタオルは無く(要持参)、鍵付きのロッカーの数はコロナ対策で限られていました。シャンプー、ボディソープ、ドライヤーはありました。
あと、本来なら朝風呂も楽しめるのですが、コロナの影響か、中止されていました。
9.瀬戸大橋
お風呂から上がった後はチューハイを飲みながら、ロビーのテレビでNHK大河ドラマ「麒麟がくる」を見ました。
帰蝶さまーーー pic.twitter.com/n6KNtiBTaI
— おみは (@omh_gra) 2020年11月1日
その後、瀬戸大橋を通過する21時40分に再び展望デッキへ。
明石の時と違い、周りの陸地に明かりが無く、橋のライトアップも大人しく、船はかなり暗い中をのっそのっそ通過しました。実際は写真よりも見えませんでした。カメラが人間の目よりも明るく捉えたのでしょうね。
瀬戸大橋を越えた後、自室で1~2時間うだうだし、寝ました。
翌0時の来島海峡大橋(しまなみ海道)通過までは起きていられませんでした…。笑
10.新門司港に到着
11月2日午前5時ちょうど、船内に「おはようございます」の放送が流れました。
洗面所で顔を洗い、荷物の整理等々を済ませ、展望デッキへ行きました。
その頃、レストランでは朝食の販売が始まっていましたが、朝5時台から食欲は起きなかったのでパスしました。
ちなみに、オーシャン東九フェリーは東京有明⇔徳島⇔新門司を3日かけて結ぶ航路だそうです。
到着しました。長いようで短かった船旅でした。
11.新門司港から小倉駅へ
最後、新門司港からは無料送迎バスでJR門司駅もしくはJR小倉駅へ行きます。
JR門司駅には6時35分、JR小倉駅には6時50分に着きました。港からは約40分かかりました。
この後、小倉駅のコインロッカーに荷物を入れ、門司港(新門司港とは全く違う所)へ観光に行くのでした。
(つづく)
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おまけ➀:阪神⇔北九州航路のフェリー
実は、大阪・神戸から北九州へ向かうフェリーの運航会社は2社あります。
〇阪九フェリー https://www.han9f.co.jp/
〇名門大洋フェリー https://www.cityline.co.jp/
大阪南港⇔新門司港 (2便運航)
今回、阪九フェリーにしたのは
・大阪南港はアクセスが…
・阪九は2015年就航、2020年就航の新しい船が運航されている
・阪九の夕食がカフェテリア形式で美味しそう (名門大洋はバイキング形式)
・阪九には露天風呂がある
…など、色々検討した結果です。
なお、阪九フェリーは2020年11月現在、以下のダイヤなので…
神戸港の方が遅くに乗船・下船できる分、人気が出るようです。
今回の旅行(鳥栖遠征)を決めたのは出発日直前でしたので、神戸港の方は部屋の空き状況に余裕がありませんでした。
一方の泉大津港の方は発着が早い分、空きが多かったです。
もし神戸港の便を利用される場合は早めに予約するのが良さそうです。
他方で、いずれ名門大洋フェリーにも乗って、夕食バイキングで小暴れしたいなという気持ちもあります。また、新しい船も就航しているようです。
今後の九州遠征でフェリーを利用するなら、次は名門大洋フェリーに乗りたいと思います。
おまけ②:フェリーにGo Toを使えたか
結論、使えました。なお、今回の旅行ではホテルや飛行機でもGo Toの適用を受けたので、別の機会にそれらをまとめて書こうかなと思っています。
長くなりましたが、お読みいただきありがとうございました。