【やきう】2022.4.12 中日VS阪神 試合前のあれこれ
本日、4月12日はバンテリンドームナゴヤで中日VS阪神の試合ですね。
わたくし、3年半ぶりにドームへ現地観戦してきます。あまりに久しぶりで少し高まるものがあり、珍しく野球をネタに書きました。
まえがき
実は、というかもうバレていますが、僕は3歳頃からの阪神ファンです。完全に父の影響によるもので、幼稚園の作品でトラッキーを書いたやべーやつだったらしいです。
サッカーをちゃんと見る前、中学生ぐらいまでは阪神の試合ばかり見ていましたし、今でも年間143試合+ポストシーズン全ての結果のチェックぐらいはします。毎日の試合結果に一喜一憂し、負けが込むと実生活に大なり小なり影響が出ますし、六甲おろしを聴くと血圧が上がります。
それだけ熱中している事を別に隠していたわけではありませんが、Twitterのサッカー界隈に野球の話を持ち込むのはタブーに感じる事が多々あり、一昨年ぐらいまでは表向きに野球の話をするのを気持ち控えていました。
ただ、昨年からか、サッカー界隈にいらっしゃる野球好きのおにいさん・おねいさん方とお話する機会が増え、「#グラサポプロ野球部」というタグができ、グランパスをメインにしながら野球の事も喋って良いんだなと思うようになりました。その辺りのバランスを徐々に掴んできたところです。
試合前のあれこれ
さて、本題に入ります。
この試合の位置付け
●両チームは今シーズンの初顔合わせ
●ホーム&ビジターが1周する3-4月の折り返し地点
※3-4月は対戦相手の戦力見極めに重要な時期である
●ゲーム差は5.5
●中日VS阪神3連戦と他球場の結果によっては、阪神が一方的に沈む(取り返しのつかない事態に陥る)可能性がある
中日ドラゴンズの状況
●素晴らしい監督による素晴らしい新チーム
●「打撃を何とかする」的な宣言をしたとおりに今のところ何とかなっている…?
●とはいえ、与田前監督の構築したセ・リーグ屈指の投手力・守備力がベースとなっていると見て間違いなさそう(パァン)
●直近の対横浜DeNA3連戦が丸ごと、横浜側の新型コロナ感染者発生により中止となった
⇒選手は休息十分という状況
●開幕当初から若手野手が名を連ね、実際に躍動している
…岡林は要警戒、ヤクルト戦における石川の活躍は目覚ましいものがあった
●ただし、現状は大島と阿部が引っ張っている模様
●中継ぎの祖父江が合流
阪神タイガースの状況
●たくさん負けている(1勝12敗1分)
●開幕からの連敗を9で止め、そこから挽回するかと思いきや、新たなゾーンへ突入した感がある
●投手陣は先発・中継ぎとも順調(意外と)(それでなぜ勝てない)
…西勇輝の復権、ガンケルの合流によって先発の層に厚みが出ている
※今週末の巨人戦では青柳とウィルカーソンも合流予定
…浜地、湯浅、桐敷といった若手投手陣の活躍が光る
●打撃陣は近本と大山が好調、佐藤輝と糸井はまずまず
⇔反面、2番中野、6番糸原からの下位打線が不調
●マルテ離脱中、ロハスは悪くないが守備位置の関係で起用できていない
●不振の原因として先発の不調や打撃不振、中継ぎの未整備、走塁意識の低下が報道等で指摘されている
⇔選手個人の問題ではなく、➀守備時の作戦と②選手起用の固定化で負けているのではないか
●主に守備時の作戦が落とし込めていない事により、個々のプレー判断に迷いが生じ※、それが選手個人の成績に影響し、全体が悪循環に陥っていると考える
※打球処理の判断、送球先の判断(2つ3つ4つの判断)など
詳細➀守備時の作戦失敗
~直近の事例~
4月9日(土)の対広島戦
試合序盤の1アウト1-3塁、打者は森下、3塁走者は堂林。1点OKが定石で、0点に抑える事を諦め、相手のペースから脱する事が肝要であった。案の定、森下はマウンド1塁寄りへ良いスクイズをした。
ところが、阪神の投手・秋山はタッチプレーの本塁へ送球し、当然タッチアウトにできなかった。その後、失点は1点どころか3点に膨れた。阪神はこの試合を通して9失点した。
1-3塁になったタイミングでマウンドへ集まった選手と福原投手コーチは何を共有したのか。チームが混迷を極めると、ピンチの場面で冷静に俯瞰して見られなくなってしまうものなのか。
(動画0:59~)
詳細②選手起用を固定化した部分の不調
2番中野と6番糸原からの下位打線の不調の事である。
とりわけ2番と8番は近年の野球において重要度が増しているところ※、それらが機能しないことには攻撃の循環が悪くなる。
実際、2番8番が機能しなかったことにより、開幕9連敗中には2アウトで近本、糸井、佐藤に回る場面が多々あった。
また、巧打と盗塁に期待できる小幡が不調の下位打線の中に埋もれていて残念である。
起用の固定が悪いとは言わないが、失速の原因となっている以上、キャンプとOP戦で念入りに準備したサード佐藤のオプションを使い、高山・島田・ロハス※の入る余地を作るといった、柔軟な姿勢があっても良いのではないか。
※3選手はいずれも外野手で、好調時に四球を選べる特長がある
予告先発
●大野雄大は4月8日(金)横浜戦に登板予定であったが、試合中止により阪神戦へスライドした
…前回登板の4月1日の広島戦では8回120球を投じたが、スライドにより中10日となった
…何より、阪神は大野を苦手にしている
●西勇輝は前回登板で完封勝利、チームの連敗を9で止める大仕事をした
…今季1試合目も京セラDで好投、今季の西勇輝には大きな問題が見当たらない
…打たせて取るタイプであるから、守備的な試合が多くなるナゴヤ(後述)との相性が良さそう
展開予想
●両先発が乱調にならない限りは投手戦
●阪神のスタメンが変更され、ラッキーボーイが現れてほしい(願望)
おまけ:バンテリンドームナゴヤについて
●12球団フランチャイズ球場の中でもホームランの出にくい球場
…フェンス高4.8m、両翼100m
⇒投手有利、投手戦が多くなりがち
●人工芝がリニューアルされた
…固定式の模様入りとなり、それまでの巻き取り式よりも厚みが増した(芝が長くなった)というが、球足の速さに影響するか
●球場内のグルメに大きな変化はない
…相変わらず、ビールからのジャンクフードからのガッツ氷かな。。。
(おわり)