四方山話

旅行記を中心に書いています。

キャンプ道具2022 ~夏の遠征に向けて~

 

キャンプブームはまだ続いているのか、あるいは少し落ち着きつつあるのでしょうか。今年の夏は去年までとは異なり、各所で混雑が生じそうですね。

とはいえ、夏のキャンプは春とも秋とも違う良さがありますよね。都市部の酷暑からの逃避。海沿いよりは山奥へ行きたくなります。避暑したいです。私の住む愛知県はめちゃくちゃ暑いですから。。。

富士山麓は涼しくて良かった。。。

さて、私個人はというと、8月に長めの休暇を取り、がっつりキャンプ遠征に出ようと計画しています。もう既に交通手段やキャンプ場、現地プログラムの予約をおおかた済ませ、現地情報もだいたいチェック済みです。

現在は持って行く道具を準備している段階です。ただし、道具の準備と言っても、新しく大モノを買うのではなく、消耗品の補充程度です。

ここで、必要な道具が揃っているところですし、キャンプ当日の想定やパッキングの練習をしながら、道具紹介をしていこうと思います。キャンプ、特にソロキャンプをされている方にとり、何かしらの参考になれば幸いです。

 

【2021年夏の道具紹介】

キャンプ道具2021夏 - 四方山話

【2022年春のテント検討】

キャンプ道具2022 ~新幕の検討~ - 四方山話

 

 

今回のキャンプの条件

 

◇8月下旬、現地の気温は15℃~30℃

◇移動に航空機を利用

◇期間は1週間程度

◇荷物はバックパック+スーツケース+その他

 

行き先は内緒ですが、中部国際空港から飛び、現地の空港からレンタカーでキャンプ場や観光地を巡る予定です。

もちろん、気温に合わせシュラフやマット、服装を用意するといった準備をするのは当然ですが、今回はやはり航空機の危険物制限に注意しなければなりません。

 

航空機の危険物制限

制限ルールについて、詳しくは国土交通省や各航空会社のページをご覧下さい。

 

航空:機内持込・お預け手荷物における危険物について - 国土交通省

お手荷物 - JAL国内線

 

上記のルールを基に、キャンプに関係ある物を整理しました。

つまり、出発前に・・・

◇オイルランタンを持って行けない⇒ロウソクはOK、キャンドルランタンで

◇ガス缶や固形燃料といった揮発性の燃料は現地調達する

◇預けないといけない物、持ち込まないといけない物に注意してパッキングする

・・・といった対策が必要です。

 

航空機の手荷物重量

もう一つ、航空機と言えば、手荷物の重量制限がありますね。

重量制限の内容は航空会社や搭乗する便の機材によって異なりますが、LCCを除く航空会社(JALANA、SKYなど)で中型機以上の普通席であれば、お預け手荷物が無料となるのは合計20kg以内(個数制限なし)で、20kgを超えると一定の重量ごとに料金が加算される仕組みです。機内持込は7kg以内(大きさ・個数制限あり)です。

 

お預けのお手荷物(お手荷物) - JAL国内線

お預けの手荷物|手荷物|スカイマーク SKYMARK

 

これらの重量制限を意識すると、例えばオートキャンプのように、大きいテントやテーブル、チェア、焚き火台などをフルセットで持って行くのは難しいです。また、バックパックキャンプであっても、20kgの範囲内に収めようとすると割と余裕がありません。それに、そもそもソロキャンプですから、荷物が重いと1人で持ち運ぶのはしんどいです。

 

したがって、ソロで、お預け20kg+機内持込7kgの範囲内で航空機を利用するのであれば、以下で精一杯でしょう。

バックパック 12~13kg

◇スーツケース、あるいは旅行かばん 7~8kg

◇機内持込の手提げかばんとサコッシュ ~7kg

 

ただし、お預け手荷物が20kgを超過しても数百円~1,000円の追加料金を支払えば預けられるため、1人で持ち運べるのであれば多少オーバーしても大丈夫でしょう。

 

道具の全体像

 

以上の条件ないし制限を踏まえ、本番を想定したラインナップを組んでみました。

 

 

これらを目的別に分けると・・・

 

パワポが下手すぎる

衣と住:テント、タープ、シュラフなど

食:調理器具、食器、調味料

安全:医薬品、ラジオなど

火の周り:焚き火台、ナイフなど

 

なお、これらはバックパック(サイバトロン・3Pタクティカル)に入りきる物で、バックパック自体を含む総重量は12~13kgです。

 

目的ごとの分類

衣と住

①イスカ・エアドライト290
②サーマレスト・プロライトWR
ロゴス・軽量ソロテーブル3625
HUS・レインポンチョ (new)
⑤イスカ・エアピロー
⑥ロープ&スチールペグ
⑦UCO・キャンドルランタン
⑧ジェントス・ヘッドライト
⑨ロゴス・キャンドルランタン
ハイタイド・ミニお道具箱(自在金具&カラビナ)
スノーピーク・ライトタープポール125 (new)
⑫DD Hammocks・スーパーライトタープテント (new)
ニーモ・チッパー(座布団)
⑭DD Hammocks・DDタープ3×3ブラウン

【追加】

Beszing・LEDランタン(写真への入れ忘れ)
セリア・レジャーシート(写真で道具の下に敷いている緑色のシート)

 

ハリオ・ゼブランV60ドリッパー
②ジムビームのペットボトル(中身はカティサーク)
プリムス・トライタングラス (new)
ダルトン・ホーローマグ
ブッシュクラフト岐阜恵那・ひのきカッティングボード(まな板)
⑥調味料セット
スノーピーク・アルミパーソナルクッカーセット(旧型アウトレット品)
⑧槇塚鉄工所・フライパンディッシュ小 (new)
⑨セリア・クッカークリップ (new)
⑩Rivers・耐熱ボトル(中にソーヤーミニ浄水器)
HYAD・クーラーパック8
⑫アルミ食器セットとおろし金
フランス軍キャンティーン
⑭食器・調理器具セット(手作り)
ディテール・ホーボーカトラリーセット5
スポドリ粉、お茶、ふりかけなど

【追加】

エバニュー・ウォーターキャリー2.0L(写真への入れ忘れ)

 

安全

ダイソー・アルミ保温ブランケット
オーム電機・携帯ラジオ
熊鈴 (new)
④虫よけスプレー
⑤ファーストエイドキット

 

火の周り

イワタニ・ジュニアコンパクトバーナー (new)
②アウトドア市で買ったNATO軍防水袋 (new)
アルペンPB・薪ばさみ
④シルキー・ポケットボーイ130
⑤モーラナイフ・ヘビーデューティーステンレス
⑥火起こしセット
⑦ピコグリル398
⑧焚き火用の革手袋
⑨ロゴス・焚き火シート(を包んで丸めた物)

 

ピックアップ

新しいテント

過去記事で検討していた新しいテントですが、結局はDDスーパーライトタープテントを買いました。

 
 
 
 
 
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今回、このテントの上にDDタープ3×3を張る予定です。タープ用のポールは持参せず、ロープワークか落ちている枝木で何とか設営します。

 

ソーヤーミニとエバニュー・ウォーターキャリー

500mlの耐熱ボトルにはソーヤーミニ浄水器と専用パックをねじ込めますが、専用パックの容量が小さいため、浄水器とキャップが適合するエバニュー・ウォーターキャリー(右写真)を持って行きます。

浄水器が必要なのは、今回行くキャンプ場の中に炊事場が水道水ではない所が含まれるためです。もちろん、現地周辺のスーパーで安全なミネラルウォーターを買って行きますが、その予備として浄水器を持参し、万が一の場合に水のろ過と煮沸消毒をします。

ウォーターキャリーですが、今年春に某キャンプ場で同じ物を紛失したか盗まれたため、今回買い直しました。

 

火起こしセット

簡易的な火起こしセットです。Wildo・ファイヤースターター、ライター、ランタン替芯、麻ひも、着火剤、オピネルナイフNo.6。航空機に預けるのであれば、ライターと着火剤を外さなければいけません。

入れ物はフランス軍ファーストエイドケースで、ミリタリーショップSEABEESで購入しました。

 

クッカー類

【クッカーセット】

スノーピークアルミクッカー大小
②EPIアルミ食器3点セットのフタと小
③①の中にイカの形をしたおろし金(名古屋のセアン)
④セリアのクッカーバンド(グレーゴム)で留め、ゆるキャン△手ぬぐいで包む

 

【食器セット】

①給食用アルミ食器大小(豊田の石川古道商店)
槇塚鉄工所・フライパンディッシュ小(京都のUPI京都)
③セリア・クッカークリップ(鉄板つかみ)
ダイソー・綿のあみ袋

 

 
 
 
 
 
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調味料入れと洗面セット

いずれも無印良品の「TPU自立するポーチ」です。左写真がSサイズ、右写真がLサイズ。簡素で軽量ですし、ある程度の防水・防臭になります。

左写真の調味料はダイソーの弁当用容器。

右写真の洗面セットには無印のミニボトルとスプレー、コンビニで買えるミニボトル、歯ブラシ、コーム、保湿クリーム、消毒液。今回のキャンプでは日帰り温泉に入るため、風呂場に持ち込める洗面セットは便利です。

 

その他

スーツケースに数日分の着替えとバックパックに入らないクーラーバッグや座布団を入れ、預けられない物は機内に持ち込みます。だいたい大丈夫だとは思いますが、もし足りない物があれば現地調達で。

 

おわりに

この機会に道具をざっと並べて思ったのは、道具を減らして重量を軽くしながら、キャンプ当日のあらゆる事に対応するのは難しいという事です。その辺り、うまくバランスを取りながら、当日までに改めて道具を選別していきたいです。

 

今回は道具紹介でしたが、その他にも事前に出来る準備はしっかりして臨みたいと思います。何だかレジャーというよりは学生時代のガチな合宿みたいですが…。笑

 

ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

 

(おわり)