※一部の写真は車内から撮影しましたが、停車時に撮影または助手席固定のカメラで撮影しています。
道のり
初日は東海道新幹線「こだま」で新富士駅まで行き、そこからレンタカーでした。
この時まだ富士山は見えず。
富士市のしずてつストアで食材の買い出しを済ませました。
その後、白糸の滝へ寄りつつ、聖地ふもとっぱらキャンプ場へ。
白糸の滝
新富士駅のある富士市は35℃以上の猛暑日でとても暑かったのですが、白糸の滝まで来ると標高があるおかげか、割と涼しかったです。
白糸の滝は富士山の伏流水が流れ出る場所です。富士山に関連して世界文化遺産として登録されています。
実は湧水や温泉など地面から湧いているものに惹かれるので、どうしても寄っておきたかったのです。
マイナスイオンたっぷり(体感)で納涼に最適でした。めがねがめっちゃ曇りました。
滝を正面から見て左手の階段を上がった先に、御鬢水(おびんすい)という湧き水の池があります。
戦国時代から江戸時代にかけ、富士山が「富士講」信仰の対象であった事を伝える場所です。
ちなみに、駐車場から滝の見学の間には「白糸の滝テラス」というおしゃれなカフェーや土産物店などがありましたよ。
滝の見学そのものは無料でした。
駐車場は富士宮市営駐車場で1回500円。他にも民営の駐車場も多数ありましたが、市営だとパンフレット(地図)をもらえましたし、料金が滝の整備に充てられるそうです。
あと、駐車場へ入る手前の交差点がラウンドアバウトで面白かったです(どうでもいい)。
ふもとっぱら入場
ふもとっぱらへは昼過ぎに到着しました。
受付はドライブスルー方式で、その場でネット予約の確認と料金支払、検温、注意事項の説明といったひと通りを済ませました。
いやあ来ちゃいました。夢にまで見た(見てない)聖地です。
この砂利道を運転しながら、テントを張る場所を探します。
真夏や年末年始には予約が満杯になり、一面がテントで埋め尽くされるみたいですね。
この日は比較的空いていましたが、良いポジションには先客がいらっしゃって、どこにテントを張るかで悩みました。
結局、ファミリー・グループキャンプのゾーンに飛び込む勇気はなく、サイトの最前列(Jサイト)に陣取りました。
とりあえず風と雨をしのぐべく、タープをさっさと張りました。
とても流動的な天候で、急に風が強くなったり小雨が降ったり、時に霧が立ち込めたりって感じでした。
タープを張るだけで小一時間。
疲れたので、お昼ご飯にしました。
しずてつストアのお寿司はかなり美味かったです。
場内散策
売店で薪とごみ袋とステッカーをゲット。
販売品についてはふもとっぱらHPで。
有難い事に、ごみについては自販機で専用の袋を買い、帰りに場内のごみステーションに出せば処分してくださります。缶・ビン・ペットボトルもOK、分別回収でした。
あとはゆるキャン△に出てきたスポットをひと通り見て、満たされました。
本当は左下写真の牛舎売店で色々買いたかったのですが、タイミングが悪く混んでいて断念。
また、場内に大浴場やシャワーもありますが、色々と考慮して控えました。
テント設営
陣地へ戻り、設営の続きです。
テントはフランス軍のF1テントです。シングルウォールテント(布が1枚のテント)ですから、タープの下に張ることで深夜~早朝の結露対策としました。
面倒くさかった事として、サイトの地中に石が多く埋まっていて、スチールペグがなかなか刺さりませんでした。タープはかろうじて設営できましたが、ペグを打ち込む点数の多いテントではきつかったです。鍛造ペグ(30㎝ぐらいのでかいの)でもどうなんだろうってぐらいでした。
そこでロープを石に結び、アンカー(重石)にして対処しました。
中はこんな感じ。1人なら余裕の広さです。
夜を迎える
薪が薪というより材木の端切れで、湿気ってもいて火起こしに難儀しましたが、偶然そこに青いファットウッドがあったので事なきを得ました。
御殿場高原ビールおいしかった。
晩御飯はお肉を焼いたりご飯を炊いたりなんかして、〆にカレー(無〇良品のパック)だったのですが、このカレーの味が微妙でちょっとげんなりしました。
おいしいお酒で流せばいいのです。
振り返ればそこら中で狼煙が上がっていて、人のいる安心感がありました。
朝、富士山が姿を現す
朝の気温は15~20℃でした。ぐっすり寝れたこともあって、景色を見てとても気持ち良かったです(語彙力)。
朝ご飯を食べ、テントでごろ寝しながら富士山を眺めました。
撤収作業をしていたら、富士山はもう見えなくなりました。
朝の一瞬だけ姿を見せてくれたようでした。
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名残惜しさを感じながらも、ふもとっぱらを後に。
次の目的地は本栖湖・浩庵キャンプ場です。
(2泊目へつづく)